自分史上最速級の再訪。前回のつけ麺も最高だったが、一度芽吹いたまぜそば欲が自然消滅する筈も無く。
器の底から掬い上げ かき混ぜるその時間すら焦れったく、だがその焦ったさを経た一口目の幸福感が堪らない。そして〆専用の白ご飯。このご時世に20円とは、必食を謳う店側の静かな情熱を感じる。
約2年ぶりのふうたろうさん。このエリアは訪れる機会が少なく、久々だけど どうだろうと思いながら入店したが、とてもよく賑わっていた。変わらぬ感じで続けておられて、ホッと嬉しい気持ちに。前回と同じく、大山小麦の汁なし担々麺を頂く。丁寧に作り込まれた感じは変わらず、〆の米投下まで堪能。
今のところ、このお店で自分が一番推しているのはまぜそばだ。前々回・前回、塩→醤油とローテを経て、満を持して「今日はまぜそばを食べるぞ」と意気込む。そんな前提を全て覆し、かつ普段あまり選ばないつけ麺という選択肢に至らしめる。それは「限定」という言葉だけでは片付けられない、このお店の求心力だ。ド濃厚で力強く、しかし疲れることなく一気に平らげる。満腹、感服、圧巻。
1年4ヶ月ぶりだった前回からの、約1ヶ月ぶり。麺の固さ普通/薄め/多め/モモチャー/うずら味玉TPで。限定にも手を伸ばしてみたいと思いつつ、結局いつもの型に着地。人と会う予定を控えていたのでニンニクは控えつつ、ライスもしっかり頂く。いつもながら、完食後の満足度が観測不能…最高…。
またまた短いスパンでの再訪。コロナ禍には「1年で3回しか米子に行けなかった…」なんて事もあったが、今年は鈴蘭さんだけでもう3回である。それにしても高いリピート率が、自分の中の位置付けの高さを証明している。なお、味とは関係ないが、店主がイケメンかつ物腰柔らかく、総合的に推せ過ぎる。
約3年ぶりに地元の老舗へ。偶然いい時間に近くを通り ほぼ開店と同時だったが、先客10名。そこからみるみる増え、30分後には10人以上の待ち。しかもそれが、SNSなどを見る限り日常茶飯事のよう。批判するつもりは一切ないが、ここまで”一強”な状態にはいささか疑問も。強さの秘密は何か─
間にカレーを挟みつつ、ラーメンでは約半年ぶり。以前からジワジワと気になる存在だった鶏麺を頂く。「鶏麺」という枠組みの中ではノーマル、しかしその食体験はノーマルならず。そもそも「鶏麺」自体が圧倒的非凡。レギュラーメニューからは一旦お休みとの事で、このタイミングで食べられてよかった。
1年4ヶ月ぶり、久々の伯耆家さん。麺の固さは普通、味は薄め・油多めで、チャーシューはモモ、トッピングにうずら味玉と、前回とは全く異なる設定値で臨む。これは、三度目の訪問にして ついに掴んだかもしれない、自分のベストバランス。前回よりも更に好印象が増した気がする、超絶美味なる逸杯。
鳥取県内90店目。居酒屋グループの姉妹店で、実際 居酒屋のような雰囲気も醸しつつ、うどんをメインとしている。そんな中、やはり心はラーメンに向いてしまう。結果、ラーメンはしっかり美味であったが、あれだけうどんを押し出されると、それはそれで気になる。次があれば是非いただきたいと思う。
鳥取県内89店目。「麺は残してもスープは飲んでください」という振り切った貼り紙に、覚悟と自信を感じられる。魚介・煮干しの風味を押し出した濃厚なスープは、そういえば久しぶりだな。3月オープンの新店。エリア的に、昼しか開けないのがどう出るか。デフォで味玉が付いている事は覚えておこう…
まぜそば・塩と巡りめぐって実は久しぶりの醤油。屋号にその言葉を掲げるだけあって、これが原点にしてど真ん中。この日も変わらず、当然の様に美味い。本当においしいから言葉が「美味い」しか出てこない。見た目も美しく、能書にしたためられたこだわりも素晴らしい。最後の一滴まで飲み干して退店。
めずらしく短い間隔での再訪。それも仕方ない、うまい。今回は初のみそを。人気No.1・2のしょうゆ・しおに引けをとらない、うまい。3回の訪問で順に味わった結果、次回どれを食べるか本気で悩む。家系やニューウェイブもいいが、変化球なしで王道をまっすぐ研ぎ澄ませた感じがたまらない。好き。
初塩まぜそば。麺少なめ、ニンニク・唐辛子なし、アブラ・野菜ちょい増し、マヨありで。味の変化を楽しみながらも たたみかけるように爆速で一気に。ラストは白米投下で無事昇天。
この時期になると大学生がサークルの勧誘やなんやかんやで賑わうという、この界隈特有の光景に季節の訪れを感じながら。